2017/11/21(火)
【寒さだけ??】痛くなる理由、、
カテゴリー:腰痛
from 整体院 栞 作本哲麻
広島県呉市の自宅のデスクより、、、
本日も読んでいただきありがとうございます。
今日は前回の続きです。
【寒くなるとなぜ痛くなるのか?】
理由は寒さで痛みを感じるのは神経が活発になっているからです。
寒いと痛覚や触覚なども異常に過敏になります。
寒い日に指先を触るとチクチクするような体験をした事あるんじゃないでしょうか?
それは筋緊張が原因で神経の圧迫が起こるからです。
腕や脚などの指先などに行く神経(末梢神経)は筋肉と筋肉の間を通過しています。
筋肉が寒くなり収縮すると、痛覚や触覚などの神経が圧迫され、
敏感になり痛みや痺れ(しびれ)、チクチク、じんじんする感じなどが出てしまいます。
寒さが一段と強くなる冬場に神経痛、関節痛、腰痛や肩こりが増えるのも
神経が敏感になる事と筋肉が硬くなる事が大きな理由の一つです。
また、血液循環も原因の一つです。
心臓は血液の循環をするポンプの役目をしています。
足先などの先は、心臓から遠い部位に行くにつれ心臓の圧力が弱くなります。
また、足側の筋肉は重力に逆らい心臓へ血液を戻さなければなりません。
そのために足の筋肉が収縮して血液を心臓に戻す「筋ポンプ」作用が働きます。
筋ポンプ作用がうまく働かないと血液の循環が悪くなり、
筋肉に栄養が送られないので硬くなるという循環になってしまい、
寒さそのものの影響に加えて、ますます働きが悪くなり痛みにつながる場合が多くあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回、寒さで震える理由をお伝えします。